
こんにちは、飯田人形です!
今回は
厳選した甲州印傳の数々と、
飯田人形ゆかりの作家による直筆絵画の展示即売会、
「文月展」開催のお知らせです!甲州に伝わる、鹿革の伝統美や
願いがこもった可愛いお雛様、素敵な花々を描いた絵画を
飯田人形にて展示・即売会を行います!
好評につき、開催延長
【日にち】平成21年7月4日(土)〜20日(月)
※7月15日(水)は定休とさせていただきます。【時 間】午前10時〜午後5時
【会 場】飯田人形
会場までのアクセスは
こちらをご覧下さい。
展示即売会内容
【印傳】本場甲州印傳
【絵画作品展】森みき子・木根美佐子
【天然石・スワロフスキーアクセサリー展】鷹取典江
とっても魅力的な展示即売会印となっております♪
ぜひぜひみなさま、お気軽にお足お運び下さい^^それではここで、印傳と作家のみなさまの紹介を致します♪
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【絵画作品展】

【森 みき子】
静岡県浜松市生まれ 多摩美術大学油彩科卒
なにものにも捕らわれない自由な画風と筆力。
繊細かつ華やかな感性。
とどまることを知らないエネルギッシュな創作で根強いファンから高い評価を得ています。
現在、女性像を描いた「マドンナ」シリーズを「森みき子 オフィシャルサイト」にて連載中。
飯田人形にゆかりある作家、森さんは飯田人形で販売している
お雛様の絵画を描いています。
「どうかこの子に災いが降りかからぬように…
雛人形に込める、おとうさん、おかあさんの願い
おじいちゃん、おばあちゃんのあたたかな想い」
そんな大切な想いのこもった絵を描かれる方です。
★雛人形の絵について詳しくは
こちら★森みき子 公式ホームページは
こちら★森みき子 公式 文月展のお知らせは
こちら◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【絵画作品展】

【木根 美佐子】
身近な題材を絵画にされている木根さんの作品は
透き通るような、それでいて優しく美しいタッチの描写で
とても心が惹かれます。
みなさまにも見覚えのある、日常を切り取ったような、
静かにたたずむ美しい絵画をぜひご覧下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【天然石・スワロフスキーアクセサリー展】【鷹取典江】
魅力的な天然石でできたオンリーワンのアクセサリーや
今話題のスワロフスキーをふんだんに使った魅力ある
アクセサリーをお楽しみ下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【印傳】
【本場甲州印傳】
軽く丈夫でしなやか。使い込むほどに味わい深くなる鹿革と漆。
ものもちがよく、なんと実用品としての400年の実績を持ち、
世界の一流品と肩を並べる品質と伝統を持った 日本を代表する革製品「印傳」。
甲州印傳。初めて聞く人には「何だろう?」と思わせる名前で、
この名前から実物を連想しづらいネーミングですが、知る人ぞ知るネーミングでもあります。
印傳とは鹿革に漆(他に顔料などもある)で柄付けした革製品のことです。
「甲州」とはその字の如く「山梨県」のこと。
そして「印傳」がその革製品の名称というわけです。
ようするに甲府で作り続けられてきた伝統的な革製品のことなのです。
四方を山で囲まれた甲州(山梨県)は、古くから漆や鹿革を産出しており、
甲州印傳が生まれ育つには最適の地だったようです。
なんとも変わった名前ですが、印傳(いんでん)の名の由来は、
印度伝来を略した(印伝)とも、“インデア”の変化した言葉とも言われています。
地元山梨では昔から印度伝来説が伝えられているそうです。
寛永年間(1624-1643年)に来航した外国人により印度(インド)産装飾革が幕府に上納された際に名づけられたと伝えられています。
その後、それらを真似て国産化されるようになったものを印傳と呼ぶようになったようです。
名の由来が印度伝来でも印傳はれっきとした日本生まれの日本育ち。
伝統や品質といった点でも海外の一流ブランドと肩を並べる日本を代表する革製品です。
印傳などの日本の革工芸の歴史をたどると、
遠く奈良時代にふすべ技法で作られた文箱(現・東大寺蔵・国宝)にその源流が認められます。
戦国時代には、古来のふすべ技法や更紗技法を駆使した鎧や兜が武将たちの勇姿を飾り、
江戸時代には庶民の間で、革羽織、莨(たばこ)入れ、巾着、早道、財布などがもてはやされ、
粋を競い合っていたようです。
■鹿革について
鹿革はいくつものすばらしい特性を兼ね備えており、
はるか昔、人間が初めて身に着けた獣の皮であるといわれています。
鹿革の柔らかな肌触りは人肌に最も近いといわれ、使い込むほど手になじみ、
牛革よりも軽く、水に強く、摩擦に強く、通気性があり、何年経っても老化しにくい素材です。
正倉院西宝庫に現存している鹿革で作られた日本最古の足袋がそれを証明しています。
印傳には厳選された最高級の鹿革が使われています。
鹿革の厚み、肌触り、質感、均一性などを厳しくチェックして、上等な鹿革以外は印傳にはなれません。
一頭ごとに性質が異なり、染色にも微妙な差異が生じるため、製品に合わせて十分に吟味されています。
■漆について
日本国名「ジャパン」は中国(元時代)で発音していた音を、
マルコポーロが「東方見聞録」で紹介したのが始まりだと言われています。
西洋では漆や漆器のことも「ジャパン」と呼んでいます。
漆は日本人が縄文以来使い続けてきた、日本を代表する「素材」なのです。
漆の語源は「潤(うるお)う」「麗(うるわ)し」であるといわれています。
接着力、膜面の強さ、防水性、といった丈夫さと、
独特の光沢という華麗さは、実用と装飾を兼ね備えた逸材だといえます。
漆の歴史は古く、石器時代には既に使われていた、といわれています。
縄文時代の遺跡や各地の遺跡から黒や赤の漆を塗った櫛(くし)などの装身具が発掘されています。
さらに奈良・平安時代に入ると、蒔絵(まきえ=金銀を使った装飾)や螺鈿(らでん=貝殻を使った装飾)などの
装飾技術が発達し、漆器などに盛んに使われるようになりました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆以上文月展の紹介でした。
会場では作家の方々とお話する機会があるかもしれません♪
ぜひぜひこの「文月展」まで、お気軽におこし下さい。
飯田人形の社員皆で、みなさまのご来場をお待ちしております